ガイアクルセイダーズ
「う~ん、惜しい!」という感じの一作。レスポンスや爽快感が良いだけに99年でこの出来は惜しい。
ゲームタイトル | メーカー | 使用基板 | 発売日(稼働日/配信日) |
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ガイアクルセイダーズ | ノイズファクトリー | - | 1999年 |
貴重なベルトアクション
みなさんおはようございます。こんにちは。こんばんは。セリスです。
今回はEXTRA-STAGEの第6回。
紹介いたしますタイトルは『ガイアクルセイダーズ』です。
豪血寺一族の開発メンバーが立ち上げた会社で知られるノイズファクトリーの記念すべきアーケード第一作目は、意外にも専用基板の横スクロールアクションでした。
8方向レバーの4ボタンで、「パンチ・キック・ジャンプ・アイテム使用」更に「キックとジャンプ同時押しでガード。」緊急回避の「メガクラッシュが、パンチ・キック・ジャンプ」同時押しです。
なのでインストカードや公式サイトに描かれている
この配置ですと非常に難儀しますので、ABC横並びでAの下にDが遊びやすいです。(ダンジョンズアンドドラゴンズや、三国戦記に近い配列)
プレイヤーは5人ですが、後半のステージに行くと…
こんな風に2キャラ追加された状態で2回目のキャラクターセレクトに入ります。
良い所と悪い所
パンチとキックが別れている割に操作が煩雑になるわけではなく、テンポよくボタンを押すことでコンボには繋がります。
敵を浮かせて技を繋ぎ、まとめて一気にとどめを刺すという要素も良いと思います。
私が気になったところは「投げ」が無いということと、7キャラも居るのに使うコンボは皆同じみたいな感じになってしまうので、キャラクター別の専用コンボルートが用意されていると良かったかなと思います。
そして99年にも関わらずゲーム画面がとてもスーパーファミコン。まぁ後に戦国伝承2001になったら多少は改善されたので良いのですが、幾ら海外メインで日本には極僅かとは言え…ねぇ。
こちらの戦国伝承2001の方がグラフィックが良いです。
とりあえずゲーム画面沢山
とかく海外メインに出しており、日本に流通したのは極わずか。ゲーム画面をたくさん載せますので、
そこはかとなく漂う惜しい感が伝わればと思います。
四段目の左の写真。ステージ2のボスとかは頑張ってるなぁとは思うんですが…。
最終ステージはこの手の作品恒例のボスオンパレードと、ラスボスとの対決で終了です。
2回目のキャラクター選択前後から難易度がグンと上がるので、こういう時に相手を片側にまとめる「投げ」がないゲームは難儀します…。
で、2面のボスのデカさに対してラスボスの第2形態…もっと大きくしてくれてよかったのよ?
で、エンディングは下のとおりです。
まとめ
ゲーム自体はそれなりに頑張っているんですが、やはり
1,グラフィックが99年にしては少し厳しい。
2,キャラが7人もいるのにキャラ別のコンボルートがない。
3,途中から難易度がグンと上がる。
は少々致命的かなぁと感じてしまうわけで。
特にグラフィックはエンディングとかデモとか見る限り良いのですが、それがゲームに反映されていないのが…
まぁ、一回やれば十分…でしょうか。
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